Amazonの利用者の3割が海外ユーザー
言うまでもなく、日本からも数多く利用されており、あなたもブログやウェブサイトを通して、Amazonから取り寄せる話を見たり読んだりしたのではないでしょうか?あるいは、勘の良い方は、ぱっと思いついたのかもしれません。
しかし、いざ海外のAmazonから取り寄せようと思っても、本当に日本へ取り寄せられるかのは別問題です。
そこで、アメリカのアマゾンを例に、日本へ取り寄せるために知っておきたいAmazonの使い方をテーマに、以下4つの方法を紹介します。
Amazonの個人輸入はメリットだらけ
現在、Amazon.comは、利用者の30%にあたる約1億5千万人が世界各国からのユーザーです(SimilarWeb調べ)。そのうち、利用者数上位4か国は、インド、イギリス、カナダ、中国となっています。
各国に現地のAmazonがあるにもかかわらず、なぜこれほどまで利用されているのでしょうか。
大きな理由は3つありそうです。
Amazonが海外ユーザーに支持されている主な3つの理由
- 安く国際配送してくれる商品が多い:Amazon.comでは3000万アイテムをも世界中へ低価格で出荷してくれる
- 何となく安心して利用できる:各国のAmazonとサイトの作りが同じなので、アマゾンユーザーであれば、例え英語が苦手でも簡単に使いこなせる
- 販売価格が他の国よりも安い:ノーブランド品からアメリカメーカーの商品まで、自国のアマゾンで購入するよりも販売価格が安い
もちろんこれら3つの答えのうち、世界のユーザーにとって最も重要なポイントは、Amazonの国際配送です。
1億人という驚異的な数の海外ユーザーが大きな問題なく利用できているのは、Amazonが世界でもっとも整備された発送システムを提供できていることの証です。
では、具体的にどのようにすればAmazonから商品を取り寄せられるのでしょうか?
Amazonから取り寄せるための4つの方法
1.日本へ直送可能な商品から見つけ出す
日本へ発送してくれる商品を見つけることから始めます。
手順0.まず会員登録をしておこう
事前に会員登録をしておくと、以下のように商品ページを開いた際に、個別商品の送料および関税の費用を算出してくれます。
登録方法が分からない方は、以下の記事を参考にしてください。
手順1.日本発送可能な商品を絞り込む
商品のキーワードを入力します。
欲しい商品を見つけます。
「Ship to Japan」をクリックします。
日本発送可能な商品だけ表示します。
手順2.発送しているかを確かめる
商品ページを開くと、以下の表示が現れます。
日本へ発送している場合、以下2つの表示がされます。
Shipping & Import Fees Deposit=配送料および輸入費用のデポジット(預り金)
This item ships to (地名), Japan.=この商品は日本の(地名)へ発送が可能です。
国際配送無料の商品もある!
Amazonが販売し、出荷している商品に限り、現在期間限定で日本へ送料無料でお届けしてくれます。
詳しくはこちらのページへ
適用条件:対象商品を100ドル以上購入する、配達方法を「FREE AmazonGlobal Shipping」に指定する
対象商品:衣料品、くつ、ハンドバッグ、ジュエリー、腕時計、アクセサリー
※絞り込んだのに送料が表示されない場合の確認手順
上記の商品のように、「Ship to Japan」で絞り込んだにもかかわらず、商品ページに国際送料が表示されない場合があります。
「Available from these sellers」の場合
Available from these sellers.
=「こちらの販売者から購入することができます」
セラー一覧から「Arrives between」(商品配達予定)の記載を探します。この記載があれば日本へ発送しています。
ここでは国際配送料金を確認することができないため、「Add to cart」をクリックし、お買い物かごへ入れておきます。
最後の注文画面まで進むと国際送料が表示されます。
料金に納得できれば、これで注文します。
2.日本へ発送できない・送料が高い場合
This item does not ship to Japan.
=こちらの商品は日本への発送を行っていません。
ほしい商品があるのに、確認してみると日本へ発送していないことがよくあります。あるいは、国際配送はしていても送料がバカ高い場合もあります。特にマーケットプレイスの出品者が商品を発送する場合です。
こんな場合、どうしたらいいのでしょうか?
解決策:転送サービスを利用する
転送サービスとは、自分の代わりにアメリカで荷物を受け取って、日本へ発送してくれるサービスです。このサービスを利用することで、日本へ直接発送してくれない商品や高い国際送料をグッと抑えることができます。
おすすめの転送サービス
低価格商品の場合:Planet Express
値段の張る商品の場合:Shipito(10ドルの有料会員になれば、州税のかからない倉庫が利用できます)
3.無駄なコスト削減!より安く取り寄せるための方法
16000円以下に抑えると税金がかからない
日本へ輸入する際に、商品代金が16,000円を超えてると、関税と消費税が請求されます。商品アイテムによっては関税がかからない場合もありますが、ほとんどの場合請求されます。
荷物はできるだけまとめる
「Group my items into as few shipments」:バラバラの発送ではなく、商品をまとめて発送することで送料がおさえられます。