アメリカの通販サイトから購入したいのに、海外へ発送していなかったり、国際送料があまりにも高く設定されていた、なんてことありませんか?
その理由は、海外販売に力を入れていなかったり、ブランドの販売ポリシーだったりとそれぞれです。
それを回避して、海外から商品を取り寄せる手段が「転送サービス」です。
転送サービスとは、簡単に説明すると「アメリカの転送用住所を取得⇒通販サイト(販売店)で注文⇒転送倉庫へ届く⇒発送依頼をする⇒海外の住所へ届く」の流れで取り寄せる個人輸入代行サービスです。
しかし、アメリカの転送サービスは、他国よりも高い確率でトラブルに巻き込まれやすいのが現状です。
よくあるトラブルは、以下の3つです。
- 費用を水増しして請求された
- 倉庫に届いたはずの荷物が紛失した
- 顧客対応が悪すぎ、腹立たしかった
トラブルや不快な感情になることをできるだけ少なくするためにも、総合的に判断したうえで、自分の要望にぴったりの業者を選んでいきましょう。
転送サービスって何?
転送サービスとは、あなたの代わりに業者がアメリカ国内で荷物を受け取り、日本へ発送(転送)してくれるサービスのことです。
業者のサイトに登録をすると、あなた専用のアメリカの住所(番号のついたスペース)が発行されます。
転送サービス利用の流れ
比較する転送サービス8社
- Planet Express:元ShipitoのCEO率いるプラネットエクスプレス。2017年設立、誠実な対応と価格の安さで、今最も注目されている。
- Shipito:2008年設立、アメリカで最大級の利用者数を誇る。アメリカ国内外4か所の住所を使い分けられる。
- MyUS:アメリカ転送業者の代名詞マイユーエス。1997年設立で、日本国内ではせどらーに有名。
- OPAS:細やかなサービスが得意のオーパス。転送住所宛て不可の通販サイトからも購入ができるのはココだけです。(日本語可)
- Gooping:日本国内でもっとも名の知れた業者のひとつ「グッピング」。根強い人気があります。(2020年10月30日閉鎖)
- Buyandship:香港発の転送業者。アメリカから香港を経由して日本へ届く。時間はかかるが料金体系がシンプルでわかりやすい。
- USA2ME:月額費用を全額送料に充当できる業界最安値のサービス。
- USGoBuy:使えば使うほど国際送料が安くなる。州税0%なので、個人輸入目的にも。
コストを比較してみた
転送経由で個人輸入する際にかかる全費用
今回は、このうちの利用する業者によって異なる「米国州税」と「転送費用」を比較します。
国際送料(手数料込み)
特徴から選ぶ、あなたにおすすめの転送サービス
少額・小型・はじめての転送なら!Planet Express
11月に免税倉庫がオープン!業界最安値・日本語対応のイチオシ業者
日本語州税0%
転送サービスアメリカNo.2のShipitoの元COOが設立した最も新しい転送業者「プラネットエクスプレス」。業界最安値にもかかわらず、カスタマーサービスは最高評価。問い合わせに誠実に気持ちよく対応してくれるため、安心して利用できます。日本語で利用できるので、はじめての個人輸入におすすめです。先日、州税0%の倉庫をオープンさせた、今一番注目のサービスです。
- プロモーションコード:get5 (5ドルのクレジット)
- プロモーションコード:JAPAN (合併プラン1カ月お試し)
※キャンペーン終了後は、自動的にフリープランに切り替わります。
小型~大型までオールマイティ!Shipito
高額商品・かさばるものを安く送れる
英語州税0%危険物
アメリカ最大級の利用者数を誇る転送業者。月額10ドルまたは年額50ドル(月あたり4.17ドル)で州税0%の倉庫が使えるので、もしも小~大サイズで200ドル以上の商品を購入したいと考えている方は、Planet Expressより安く送れるかも?!アルコール飲料や香水などの出荷手数料はわずか39ドルです。サイトは日本語表記でユーザビリティの良さは断トツ。サービスの品質が一定しないのが難。
個人輸入の困ったをすべて解決!OPAS
発送を拒否サイトからも買える!
日本語対応州税0%お買い物代行危険物特別住所
OPASのウリは、独自のきめ細かなサービスを日本語で受けられる点です。送料は高めですが、危険物や規制品など、他社で取り扱い不可の商品も出荷可能。「特別住所」サービス(1箱15ドル)を利用すれば、転送業者の住所へ発送してくれない通販サイトからも購入できるようになります。個人輸入で何らか困りごとがある方は、OPASで解決できるかも?!
超プチプラで転送できる!USA2ME
1か月以内に複数回利用するならココ
英語州税8.25%
アカウント開設に15ドルなど、ベースに費用が掛かってしまうものの、有料会員になれば送料が超格安で利用できます。しかも有料会員の月額費用はまるまる送料に充当できるので、実質無料。損しない仕組みなので、1か月に複数回転送を利用する予定ならココで決まり。
実績次第で業界最安値も!USGoBuy
アメリカせどらー必見!
英語州税0%
アメリカのオレゴン州と中国に転送倉庫を持つ。月額料金なしで、利用頻度に応じて、使えば使うほどランクが上がっていき、最大20%国際送料が安くなっていく仕組み。一般の個人輸入にもOKですが、1,000ドル以上を転送費用にかけている場合は、要チェックです。
状況に応じて使い分けるのがおすすめ
今回は『2020年!アメリカ転送サービス8社を比較してみた』をお届けしました。
- 少額・小型を最安値で送る → Planet Express
- 高額・中型~大型を最安値で送る → Shipito
- 他社にない特別サービスを探してる→OPAS
- 実質無料の有料会員で格安転送をする→USA2ME
- せどらーにおすすめの格安転送サービス→USGoBuy
はじめまして。
分かりやすい記事ありがとうございます。
サイト内いろいろなページを読まさせてもらいました。
質問させてください。
個人で転送サービスを使いフィットネス器具を輸入しようと考えています。
(トータル300キロ程度・金額は20万円ほど)
重量が大きい場合、どちらのサービスを使えばよろしいのでしょうか?
大型の輸入にあたりご教授いただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
通常の個人輸入の場合、1箱あたり3辺の合計が160cm・25KGなど制限がされているため、分解して何箱かに分けられればいいのですが、それができない場合、大型の荷物を扱える転送業者に相談するか販売店に輸出手配をしてもらえるか相談をしてみてください。
Shipitoだと300KGでも価格が出てきますが、イレギュラー対応となりそうなので、一度受け入れ可能か相談してから注文するようにした方がよさそうです。それ以外の業者にもできるかどうか一度確認してみるといいと思います。
また、「混載・船便」で探せば個人輸入を代行してくれる業者がみつかるかもしれませんが、販売店から現地港までの輸送と日本の港からお届け先までの輸送にトラックをチャーターする必要があるかもしれません。最低2・3か月は見ておいた方がいいですが、価格は抑えられるかもしれません。